ブルータス、 お前もか?
それは、晴天の霹靂だった。
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ドーパミンを過剰に分泌するような超常刺激の最大の例は、ポルノである。
私の人生は、ポルノによってめちゃくちゃになった。
そして、そのポルノを断つことでナンパができる最強の精神を取り戻そうとしている。
そこで、私は気づいてしまった。
「アニメは許されるのだろうか?」
この疑問に答えを出さなくてはいけないということに。
さて、アニメに限らず、この世界には素晴らしい創作物が数多く存在する。
アニメ、映画、ドラマ、音楽、etc..
様々なジャンルが存在するといえど、そのすべての最高傑作は、超常刺激に他ならない。
超常刺激とは?
本能的な反応は、動物を交接ゲームから完全に引き出してしまわないような「ちょうどいいところ」で止まったりせず、この生得的プログラミングは非現実的な合成刺激に対する熱烈な反応を引き起こし続ける。ティンバーゲンはこうしたごまかしを「超現実刺激」と呼んだが、これがいまでは「超常的な刺激」と呼ばれることが多い。超常的な刺激は、特に惹かれる性質(たとえば性的な目新しさ)を増幅した、通常刺激の誇張版だ。
ゲーリー・ウィルソン. インターネットポルノ中毒 やめられない脳と中毒の科学 (p.97). DU BOOKS. Kindle 版.
それでは、例えば私が特に好んでいるアニメや音楽が、仕事、人間関係、ナンパ活動を何らかの形で阻害していると考えることはできないだろうか?
私は今まで、たくさんのアニメと 音楽をこよなく愛してきた。
それが、私の人生に悪影響を与えているのだとしたら?
- ドーパミンは行動の動機を司る神経物質である。
- 超常刺激は、脳を騙して過度のドーパミンを分泌する。
- ドーパミンの異常分泌の慢性化は、脳に少なからぬ悪影響を与える。
この 3 個の事実を鑑みたときに、素晴らしきアニメや音楽が、私の人生に悪影響を与えないと断言できるだろうか。
これは、恐ろしい考えである。
しかし、否定できるだろうか?いや、できない。
私はいまや、人生の崖っぷちに立たされている。
そして、いま仕事とナンパ活動に全力を注がなければ、私は老後に激しく後悔するだろう。
そのようなときに、超常刺激にうつつを抜かしているだけの余裕は、果たしてあるのだろうか?
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私は実験的に、アニメ・音楽 etc..を制限してみることにした。
おそらく完全にやめるというわけではないし、これが長く続くかどうかもわからない。
だが、どんなことでも試すこと自体に大きな価値がある。そして、このブログはその実験を記録する場所である。