ポルノ断ち12日目

ポルノ断ちを開始してから 12 日目に突入した。

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現在は開始後、11 日と 10 時間が経過している。

一昨日から今日まで、ひどい欲情に苦しんでいる。

布団で横になっていると、ふと以前好きだったポルノが頭に浮かんでくる。

そのような時、私は想像を許す。そして、思う存分想像した後に生理的報酬を与えない、すなわち自慰を決してしないことに全力を注ぐ。

これには理由がある。

以前までは、

「横になる → 欲情する → ポルノを想像する → ポルノを実際に見る → 自慰をする(生理的報酬)」

という一連の反射連鎖が起きていた。

だが、「ポルノを想像する」でこの連鎖を強制的に止めることで、「ポルノを想像しても射精はできない」ということを第一信号系が学習する。

これは、生理的報酬がもらえない全く無駄なエネルギー消費である。そして、これを繰り返すことで第一信号系は、「ポルノを想像する」ことは無駄な行為であることを学習し、次第にポルノの想像をしたいと思わなくなる。

なぜなら、第一信号系は生命を維持することが使命であり、無駄なエネルギー消費という危険な行為をやめさせることはむしろ正当な仕事だからである。

ただし、第一信号系がそれを十分に学習するまでは、強制的に連鎖を止めることに酷い苦しみが伴う。今はその段階なのである。

さて、体調に良い変化があったかどうかだが、特段、何も感じない。毎日目に見えて何かがよくなっていくというわけではなさそうだ。

私の過去最長のポルノ断ち(オナニー禁止)期間は、14 日である。数々の習慣に関する書籍においても、2 週間は 1 つの目安と言われている。

それが、目前に近づいてきている。