ポルノ断ち13日目
· 約3分
ポルノ断ちを開始してから 13 日目に突入した。
・・・
現在は開始後、12 日と 9 時間が経過している。
昨日の夜、初めての感覚に行き当たった。
それは、虚空に手を伸ばすような絶望感だ。
それも当然といえば当然だ。
なぜなら、13 歳から 13 年もの期間はずっと定期的に自慰で射精をしてきた。
それを突然やめたのだから、第一信号系はパニック状態に陥って然るべきである。
今までできていた生理活動が、できなくなってしまった状態。
それは、第一信号系にとっては「死」を推測させるものなのかもしれない。
だが、それと同時に地に足のつま先がついたような、本能が覚醒しはじめているような感覚がある。
13 年の時を経て、永い眠りから目覚めた獣が体の奥底でゆっくりと息をしているようだ。
第一信号系に影響されて逡巡する。
「こんなだれも見ていないブログなんか消してしまって、ポルノでもなんでもみちゃえ。そしたら楽になる。」
でも、そんな悠長なことを言っているような段階では既にない。
私は、26 歳素人 DT なのである。経験も、援デリに騙された 1 度きり。
私は崖っぷちに立っている。
そしてこれは仮想じゃない。現実の話である。
・・・
泣きたくなるくらい、情けなくて、不甲斐ない。
そんな自分を変えるための、最後の切り札。
それが、私にとっての「ポルノ断ち」である。