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声かけ6日目

· 約2分

寒空の下、駅の広々とした連絡通路に、1 人の男がいた。その男の心には、1 つの灯火がメラメラと燃えていた。

声かけ数: 102

声をかけて反応を得るという、ただそれだけのシンプルなゲームをしている。私はいつものように CT 値 1 ~ 3 で 2, 30 回の PCR チェックをして体を慣らしているときに、自分の声に覇気がなく投げやりになっていることに気づいた。

これじゃだめだと、声の調子を色々変えてみたのだが、どうも、調子が出ない。そして気づいたのである。自分の心を解放できない人間が他人を解放することができるわけがない。

私は全然解放されていなかった。

私は高い頂点に続く階段を認識しつつある。それを見れるようになったことは大きな進歩である。私は私を祝福したい。