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ナンパをする意味

· 約5分

ここでは、私がなぜナンパをできるようになりたいのかについて書こうと思う。

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私がナンパができるようになりたいと思った 1 番の理由は、ひとえに女性経験が全くない人生で終わりたくない、ただそれだけだ。

私は、実は保育所時代から恋愛に凄く興味があった。そのころから常に 1 人の女の子に片思いをして、自分なりの積極的なアプローチをしていた。そうして、片思いをしてばかりだったのが、中学 2 年生のころ、5 人目の女の子に告白をして振られたと思ったら、その後に向こうから告白してきてくれた。私は驚きまくったが、急に怖くなり、結果的にはこちらから振ってしまった。

本当の自分を、自分の恋焦がれてきた相手に見せて、そのうえで嫌われるなんてことが、もし仮に起きてしまったらと考えると、本当に怖かったのである。だってそうでしょう?本当の自分を知らないで嫌われるのと、本当の自分を知られたうえで嫌われるのでは、全然違う。そして、私は絶対に嫌われると思った。それだけ、私は本当の自分に自信がなかった。

そして、その失敗をズルズル引きずって、私は 26 歳童貞にまで、こじらせてしまった。それは、気が遠くなるほどの長い停滞だった。

いま振り返れば、それは誰もが通過するような儀礼であった。本当の自分というのは、生まれてから今までの、過去の自分の連続のことであり、実際には、自分のダメなところを含めて、相手に見せることで、濃厚で深みのある人間関係は構築されてゆくのである。

まあ、停滞していた期間も含めて、過去のことについて悔やんでいても仕方がない。私が変えられるのはこれからの自分なのだから。

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もう一つの理由は、もっと、人と心で交流できるようになりたいということ!私はこれまで人を遠ざけてきたが、決して人間が嫌いなわけではない。むしろ、大好きだ。

表層だけ見るとなんともないような人間が、例えばドキュメンタリー番組などで掘り下げられたときに、実に濃厚で紆余曲折の人生を送ってきていることがわかった途端、大好きになることがある。

そんな風に、まだ知らない人を大好きになって、心を通わせてみたい。そこには、想像を超えるような情緒の爆発がある気がする。

そのためには多くの人間と出会うのが最善の策であり、それをできるのがナンパだ。街中の女性には、タダで話しかけ放題で、出会いの数は事実上、無限ということができる。

セックスなんて、風俗嬢に 2, 3 万円も支払えば簡単にできるのだ。結局のところ、それは自慰の域を出ない。1 人で勝手に気持ちよくなっているだけ。そんなことに、私はあまり興味がわかない。